認知症短期集中リハビリテーション
介護老人保健施設は、平成18年4月から新たなリハビリテーションとして、軽度の認知症の方を対象とした「認知症短期集中リハビリテーション」をスタートしました。平成21年4月からは、制度変更に伴い中等度・重度の認知症の方にも対象範囲を拡大しサービスを提供しております。
ここでは、「認知症短期集中リハビリテーション」について簡単にご紹介します。
認知症短期集中リハビリテーションは、
中核症状及びBPSD(認知症の行動・心理症状)の改善に有効
公益社団法人全国老人保健施設協会では、平成18年4月より創設された「認知症短期集中リハビリテーション」の効果を検証するため、長年にわたり調査研究事業を実施してきました。
この調査研究事業の結果、「認知症短期集中リハビリテーションは極めて有効であり、臨床的認知症重症度の進行予防、心の健康維持(意欲、活動性)を通じて、ADLの改善が認められる。さらに、周辺症状の改善によって在宅系居所への復帰効果が期待される」という画期的成果が得られました。この結果は厚生労働大臣の呼びかけで始まった「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」の報告書においても、認知症に対する認知症短期集中リハビリテーションが、中核症状及びBPSDの改善に有効であることが示されております。
機関誌『老健』平成20年10月号掲載「認知症短期集中リハビリテーションに大きな効果」特集記事はこちらから!
認知症短期集中リハビリテーションを受けていただくには幾つかの条件があります
詳しい条件等はお近くの介護老人保健施設にご相談ください。
[注意]認知症短期集中リハビリテーションを実施していない施設もございます。
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